旧古河庭園

住所 東京都北区西ケ原1-27-39

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みんなでつくる北区景観百選2019 No.010

景観資源の概要

総面積約3万㎡を誇る旧古河庭園は、武蔵野台地の傾斜地を巧みに利用した、大正初期を代表する庭園です。日本近代建築の父と呼ばれる英国人建築家ジョサイア・コンドルによって設計された洋館と洋風庭園は、コンドルの最晩年の作品であり、大正6年(1917年)に竣工され、古河財閥の古河虎之助男爵の邸宅として現在の形(洋館、洋風庭園、日本庭園)に整えられました。洋風庭園は、現在、バラの名所として親しまれており、毎年5月中旬~6月、10月中旬~11月には、咲き乱れるバラを楽しむために多くの来訪者で賑わいます。
近代日本庭園の先駆者とされる作庭家小川治兵衛によって作庭された日本庭園は、心字池を中心に枯滝・大滝・中島を配し、茶室、渓谷の滝など見所が多く、数少ない大正初期の庭園の原型を留める貴重な存在です。伝統的な手法と近代的な技術の融和により、和洋の見事な調和を実現している秀逸で代表的な事例であり、極めて良好に保存されている数少ない重要な事例であるとして、平成18年に国の名勝指定を受けています。また、4月中旬~5月中旬のつつじ、11月下旬~12月上旬の紅葉も特に見応えがあり、遠方からも多くの人々が訪れます。